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自分の感情をモニターする方法

近藤麻理恵さんの著書を読んで触発され、昨年夏からお片付けを敢行し、習慣的に見ていた朝のニュースを見るのをやめました。

家の中を快適にすることと、朝から「なんか文句言いたくなる」ような情報を入れないでいることが、自分が機嫌良く過ごしていくうえでまず必要かも知れない、と思ったのです。

朝、ニュース見なくなってもさほど困りません。

天気は、毎朝iPhoneの機能で確認すればいいし……。

それに、ほんとに重大ニュースだと、そんなにわざわざ新聞とかテレビを自発的に見なくても入ってきますね。Twitterとか、隣の席の同僚とかから。

 

まあ、でも暗いニュースを見るのをやめても、仏教の本を読みまくっても、日常生活で嫌なことってなくならないものです。

で、なんか、嫌なことが起こるのは仕方ないけど、そういう出来事があったとき、ずーっといつまでも嫌な気持ちを引きずってしまうのをやめようっていうのを去年から考えていて。

なんでかって言うと嫌な感情って、すぐ解消しないと、ほかの嫌な感情を呼んでくるんですよ。

それは、例えば朝の通勤時。出掛けに家族と喧嘩したりすることってあると思います。で、そういうムカついてる気持で電車に乗っているときと、すぐに気持を切り替えて楽しい気持ちで電車に乗っているとき。同じことに遭遇しても全然違う受け止め方になるのはみなさんも経験があると思います。

例えば、車内で赤ちゃんがギャン泣きし始めたとして。

ムカついてる状態でいると、「うるさいなあ」ってなりませんか? つまり解消できてない嫌な感情が、新しい嫌な感情を呼んできてしまってるわけです。

でも、楽しい状態でいると、「ああ、この赤ちゃんは自分の不愉快さを代弁してくれてるのかもしれないな」とか、「赤ちゃんも大変だけどお母さんも大変だなあ」とか、そういう風に思ったりすることができます。つまり嫌な感情は引き起こされません。それで、電車を降りるともう忘れることができます。

でも、ムカついた状態で「うるさい! こんな時間に子どもと電車にのるな!」とか思ってたりすると、駅から出たあともむかつきを引きずったりしますよね。

 

つまり、何かが起こったとき、その現象そのものは、良いとか、悪いとか、好きとか、嫌いとか、そういう評価とは関係なくある。自分がそれをどう評価するかっていうことになってくると思います。

いつも小言を言ってくる家族や上司や先輩がいるとして。

そういう人をムカつくと捉えて、なんでいつも私にだけ、いやだなぁ・・・とか、相手のペースに巻き込まれてしまうのか。その人はその人で勝手に機嫌が悪いんだから、私は引きずられないように私の機嫌は良くしておこうとするのか。それでだいぶ生きやすさが変わると思います。

 

自分の機嫌を自分でとる。大事なことだなと思いました。気がつくのが遅いんだけど。笑

でも、具体的にどうしたら良いのかわからなかったんです。

そもそも、今、自分は機嫌がいいのか悪いのかがわからない、って言う状態もあると思います。

例えばどうしてもやりたくない仕事に向かい合ってるときとか。やりたくないけどやらないといけないからやっている。この時私は機嫌がいいの? 悪いの? ってなったりしていました。

 

で、まず、今自分の気持がどんな状態なのかっていうことを知っておかないと、機嫌がいい方向に自分の気持を向かわせることができないなって思ったのです。

機嫌っていろんなグラデーションがあって、細かく考えていくとそれだけで疲れてしまったりします。

 

そこで考えたのが、心のなかに「ピンクの箱」と「グレーの箱」を作ることでした。

ピンクの箱にある感情は、たとえば、わくわく、たのしい、うれしい、感謝している、幸せ、ありがたい、許せている、ときめき。みたいなものです。

グレーの箱にある感情は、苦しい、つらい、ムカつく、怒っている、不平不満がある、愚痴っぽい、泣き言が言いたい、悪口が言いたい。みたいなものです。

 

おおまかに見て今自分の感情はピンクの箱にあるものか、グレーの箱にあるものか、どっちだろう? と考えるようになりました。

グレーの箱にあるような感情が出てきているときは、ピンクの箱にあるような感情に変えるようにしました。

例えば誰かに理不尽に責められたとき。通りすがりの人に「どけよ」とか「邪魔」とか突然理不尽に攻撃されたとき。そういう時はああ、今、私の機嫌はグレーだなって自分でわかります。なので、急いでピンクの箱をがさがさ探して、ピンクになりやすい感情を探します。例えばお昼ごはんを何を食べようかなとか。靴がほしいけどどういうのが良いかなとか。

 

感情のモニターをして、すぐに機嫌の良い方向に考え方を変える。

すぐにはうまくいかないとは思うけど、ココロの筋トレみたいなつもりで、つとめて常に「ピンク」の状態でいるようにしています。

私はこの方法をやり始めてから、「忍耐」っていう言葉の定義を変えました。

忍耐とは、グレーの状態に耐えることではなく、グレーからピンクに気持を変えていくための力を使っていくことなんだなと。

以前から書いていますが私は、怒りの感情がもうほぼ解消できてしまっていますし、これでかなり楽になりました。

以前に比べて、はるかに嫌な感情を引きずらなくなったと実感していますので、興味がある方はやってみてください。