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自分の地図をつくろう

新しい場所に出かけて楽しい経験をしよう

メンタルを病んで休職したらここに気をつけるとうまくいく

たのしい生活 認知行動療法 働きかた

休職するレベルなのかどうか自分でわからない場合は

最近メールで相談を受けているなかで、

メンタル面のストレスが溜まって休職に踏み切ることにした……

という方がちらほらいらっしゃいました。

 

期間は1ヶ月という人が多いですが、

3ヶ月という人もけっこういます。それぞれです。

私の場合はまず3ヶ月休みました。

 そこから延長して、結局1年4ヶ月トータルで休職しました。

 

私は、メールで相談を受けて、かなり辛い状態だなと感じた時に

「とりあえず仕事を休むかどうかは後で決めるとして、診断書だけ貰いに行ってみてはどうですか?」と、精神科にかかることをおすすめしています。

精神科で医師に話をするとたいてい「今休んだほうがいい状態なんだ」と自分で認識する方が多いようで、たいていの場合は休職に踏み切る方が多いです。

私が考える「かなり辛い状態」とはこんな感じです。

 

・朝起きてから会社に出かけるまでに何時間もかかってしまう

・特に理由がないのに、ひとりになると泣いてしまう

・スーパーに行って買い物をしたいのに、何を買ったらいいのかわからない

・ゴミの分別ができなくなる

・自分は無能だと信じている

・オフロに入ったりができなくなる

 

なんかおかしいけど理由がわからない、でも休む程でもないと思う……何より休むのが怖い、そういうふうに考えているひとは、休むかどうかはとりあえず二の次にして、一度精神科に行ってみることをおすすめします。

なお、内科併設の心療内科は内科の専門医が見る場合があり正確な診断ができないケースがあるとおもいます。その場合すごく遠回りしますので、ぜひ、ハードルが高く感じられても精神科に行くことをおすすめします。

 

休職した時にはこれを守ってみよう

皆さん、休職する前はすごく不安でいっぱいだと思うんですが、

いざ休んでみると絶対に

「休職してよかった〜」

ってなると思いますので、自分の決断を信じてみてください。

 

メンタルを病んで休んだ方は、まずは、混乱した精神を、たくさんの睡眠によって、穏やかに落ち着ける必要があります。

それから薬もこの時期は必要です。

お医者さんの言うとおり飲んでみてください。効き目が出てくるのは2週間ぐらいしてからなので、効かないといって途中でやめるともったいないことになります。

 

この本はおすすめです。こういう実践的な休職マニュアルを読むだけでも労働者の権利はどの範囲まであるのか分かりますし、気休めにもなるし、おすすめです。日本っていい国だな、って、私は病気になってはじめて身にしみました。

 

さて、休職時のポイントなのですが、

・自分は休むのがヘタ、もしくは、休み方を知らない人間だ

ということをまず前提にしましょう。

休むのがヘタ、というのはどういう状態かを以下に書いてみますので、それをなるべくしないようにすれば、休むのが上手だということになります。

 

休みベタな人が休職期間を台無しにしてしまうリスト

①仕事をしてしまう

・会社に仕事に行ってしまう←あるんです、いるんです。

・会社に行かないまでも、電話やメールで業務を行ってしまう。←一切やめましょう。

これをやると休んでいる意味が無いのですが案外仕事をしてしまう人がたくさんいるのです。私もやってました。途中で気がついてやめたのですが、、、。これをやると、結局疲れが取れない、気持ちが立て直せないまま休職期間を終えてしまい、結果的に「あまりメンタルは改善しなかったのにもかかわらずダラダラ休んでしまった」という罪悪感だけが残って余計仕事に復帰した時の心理的ハードルが上がってしまいます。

仕事は一切休んでください。

「人に助けてもらう」ことが、今の状態だとすごく難しいかもしれません。うつ状態の人はなぜか他人からの助けを受けられない、受けたくない、受ける資格などないと思い込んでいるのです。でもここは勇気を出して自分の仕事を人に任せましょう。

 

②充実した休暇にしようとしてしまう。

・資格取得を考えてしまう

・英会話学校に入学してしまう

・スポーツクラブやヨガに入会して通い始めてしまう

「なんとか休みの間に有意義なことをしなければ!」と考えることが「休みベタ」の人の特徴です。休みに何かをして「元を取らないと気がすまない」という強迫観念にとらわれています。そもそも、こういった「充実」というのは誰にとっての充実でしょうか? 自分に取ってではなく「こういうことをするといいだろう」という世間的基準で動いているだけではないでしょうか? そもそも、なぜ休んだのですか? 心を穏やかにするために休んでいるのです。やりたいことは、心が前向きになったら時むくむくと浮かんでできますから、いまは「とにかく何かやらなきゃ」と自分を追い込まず、心がもう一度育つのを待ちましょう。

 

③転職活動をしてしまう

・再就職に向けた企業へのエントリーや面接に行ってしまう

これは本当に今はやめたほうが良いです。今良い状態ではないのに、転職試験をうけること自体、良い判断ができていない可能性があります。合わない企業や向いていない仕事内容でも「とにかく安心したいから」と妥協してしまって、また苦しくなる可能性が高いです。今はとにかくよく眠る、太陽を浴びる、ゆっくり散歩する。その他のことは忘れて、眠る事が大事です。

 

④同病者と馴れ合って安心しようとしてしまう

・SNSのコミュニティ等で同じ病気の人の友だちをつくってつるんでしまう

病気を知ることと、友だちを作って傷を舐め合うことは別です。自分のメンタルの病気はどういう病気なのか、ネットではなく(情報が古い、薄い)、本を読んで勉強してみてください。その際、精神科医が書いた本だけではなく、カウンセラーが書いた本、病気当事者が書いた本等も合わせて読むことをおすすめします。

本をあまり読み慣れていない方向けに、必要な本が読めるようになる方法を書きましたので参考にしてみてくださいね。

www.okimhome.com

 

⑤辛いニュース、禍々しい話などを浴びるように見てしまう

・ネットで凶悪事件のまとめサイトなどを読みまくってしまう

これは私はずーっとやってました。でも、オススメできません。自分が死にたいと思っているので、こういうブラックな情報などを読んでいると落ち着く気持ちもよくわかるのですが、私はここから抜けだして前を向く必要がありました。少しだけでも良いから明るい話、希望の持てるストーリーのコンテンツを見たり読んだりりしましょう。悪いことばかり報じているニュース番組を見ない勇気を持ってください。

 

⑥復職から逃げようとする

うつ・躁鬱にかかる人って結構「NOと言えない」ひとが多い気がします。それは自分に自信がない状態に陥っているからだと思うのです。なので、復職をせずに逃げてしまうという「状況そのものを全放棄する」ということを選びかねません。

そこまで全部を投げ捨てる前に、復職をしてみて、無理ならやめる。それが現実的な段階の踏み方だと思います。

復職時、職場での「受け入れ側」の人たちがうつ病の人たちをどう理解しようとしているのか、自分とは逆の立場の本を読んでみると、復職後のシミュレーションがしやすいです。「ああ、うつ病を知らない人は、こんなところがわかってないんだな」ってことが分かりますし、あらかじめ知識として入れておくと、現実に同様の場面に出くわした時にショックを回避することができるのでおすすめです。

 

症状が落ち着いたら

私の場合は半年ぐらいで薬が合う物が見つかりだいぶ落ち着いて生活できるようになりました。

皆さんも時期には個別の差はあると思いますがそれぞれ「ああ、だいぶ良くなった感じがする」と思えるタイミングが必ず来ると思います。

その時やるべきことは

「自分の考え方のパターンを知り、考え方の歪みを変えていく」レッスンです。

デヴィッド・バーンズ先生のこの本は定番であり決定版だと思いますので、ぜひおすすめします。

 良い未来を信じる事ができないかもしれませんが、1年4ヶ月も休職した私はいろいろ試行錯誤をした結果、今とても楽しく幸せです。

自分の未来を信じて大丈夫です。まずは休んで。健闘を祈ります。