自分の地図をつくろう

新しい場所に出かけて楽しい経験をしよう

アフロ記者・稲垣えみ子さんについて考え続けていた。

https://www.businessinsider.jp/amp/post-34890

 

この記事というか、この人について考え続けていてやっとわかった。
この人がやりたいことは「自立」なんだ。
例えばガスや電気などのインフラを利用しないのは、「電力会社」「ガス会社」からの自立。
それゆえ自宅でお風呂に入れずに、銭湯に行く。毎日行けば銭湯代だけでおそらく一人暮らしの一月分のガス代を超過するわけだが、でも「自立」のためのコストだと思えば支払うことに躊躇はしないわけだ。
朝日新聞社からの退社も「給与収入」や「大看板の庇護にあるスタッフライターという立場」からの「自立」を目指したのだろうと思う。
アフロヘアーも「標準的エリート新聞記者像」からの「自立」。
そう考えると彼女の行動の筋がすべて通る気がする。
目的が「自立」だから、プロセスは雑だ。だから、おひつが真っ黒のカビだらけでも平気だし、ル・クルーゼの高いお鍋も焦げに覆われている。ベランダで干しているという野菜は切っておらずに丸のままだし(人参とか、切ってから干さないと使いにくい)、その干しざるはゴミだらけだ。
原発事故が起きて、彼女のライフスタイルは激変した。事故により、「自立」へのスイッチが入ったようだ。自分の使う電力のために原発が稼働されていることへの罪悪感が募ったと言っているが、これってはっきり言ってどれだけ被害妄想なのか、というか、どれだけ自意識過剰なんだろう。でも彼女はそこまで自分のスケールを原発政策と匹敵するほどに拡大して考えた。
そして、現在はただ、「自立願望」に依存しているような気もする。
人って互助的に生きるしかないのは火を見るより明らかなことなので、過剰な「自立」へのあこがれに向かって、今彼女は突っ走っているわけだが。
自立へのあこがれを持つことは自由だけど、でもなんでそこまで一人で生きていくことに頑ななのか、表面上の「私の考える自立的ライフスタイル」を撫でるのではなく、じぶんの心のなかに踏み入ってみたら良いのに、と思う。