自分の地図をつくろう

新しい場所に出かけて楽しい経験をしよう

失敗ができない人生

うつ状態が重くなると、妄想の症状がでることがあるのですが、そのうちのひとつに「貧困妄想」というものがあります。

お金があるのに「ない」と思い込んでしまうというものです。

うちのお母さんが自殺する直前、やはりこの状態になってました。なんか、別人でした。知ってるお母さんじゃない人になってました。

 

私は2013年に双極性障害の診断を受けて1年4ヶ月の間、会社を休職して自宅療養していたことがあるのですが、その間、うつ状態におちいったときに「お金がない」という気分に支配されることがありました。

でもよく考えたら、お金がないわけないんです。

だって、傷病手当金もらってるし。

1年6ヶ月までは基本給の3分の2支給されるんです。

だから、感謝して安心してたらよかったんです。

「フリーの人はもらえないのに」とか「主婦はもらえないのに」とかで「お金をもらって申し訳ない」とは思ってました。でも、姿の見えない誰かに遠慮してコソコソ生きてるより、いまお金を支給してくれている出版健保や会社や国に感謝するべきだったなと思った。

 

それなのに、「このあと会社を辞めることになったら、貯金がこのくらいしかないから、すぐ干上がってしまう」とかまだ確定したわけではない未来を想定してその際にかかる費用を計算してすごく心配していました。

 

これは、「ある」ものに目を向けることができずに「ない」ことを考えたい状態なので確かに健康的とは言えないと思いました。

 

よく、うつの人には抗うつ剤より500万円を支給した方が治る、みたいな冗談を聞きますが。それはうつをナメてると思います。500万円もらっても「これじゃあ1年しか(人によっては2年)暮らせない。お金がない」って考えるのがうつの人ですから。

 

この前のブログで、無職だけど20万4千円の家を借りることにした。

っていうことを書きました。

http://www.okimhome.com/entry/2017/09/10/174309

多分「お金がなくなってしまう」発想で生きてると、この選択肢は選べないと思うんです。

でも、私は今あんまり不安じゃないんですよ。

 

仮に貯金がゼロになったとしても、いろんな形でお金はなんとかなってしまうとしか思えない。

 

例えば、

 

退去する。

持っている家を売る。

それでもお金が足りなくなったら、

親に頼る。

 

親に弱みを見せる練習をしているので、おそらく今後親に「お金かして」とか頼める私になっているはずです。つまりライフラインを一つ増やしている最中なのです。

いい歳して親に頼るなんて……という考え方があるのは知っていますし、自分もそう思っていましたが、「自立しないといけない!」って過剰に思い込むことも、ある意味「自立願望」に依存している状態だと思うので健全じゃないと思います。

目の前にお金が落ちてたら私は拾います。

 

親の脛もかじれなくなったら

目の前のセブンイレブンでバイトするかもしれませんし、ブロガーになってアフィリエイトで稼ごうと頑張るかもしれませんし、怪しい壺を大量生産して一個20万4千円で売るかもしれません。

 

それでも食い詰めたら。

生活保護を受けます。

 

生活保護も自分の資源です。

日本に生まれた特権を使う。

 

そう考えると、何をやっていても、私は(みなさんも)失敗ってできないようにできてるんじゃないか、って最近は思います。

 

そしたら、なんでもやりたいことをやってみたい。っていう気持ちになるんじゃないかなと思ってます。

 

自由と楽しさを最優先にする理由って何かっていったら、

「ストレスを感じたくない」とか「ストレス要因の病気になりたくない」とかではないんだと思います。

ストレスを感じてもいいし、病気になってもいい。そこで起こってくる感情を味わいたい。そういうことなのかなって。