相談をするときには、相談をする側とされる側とがいる(当たり前)。
相談の場においては相談をする側の問題を話し合うのが本来的な相談であり、それが理想だが、相談される側の解決していない個人的な問題が投影されてそこに焦点が当たってしまうケースが結構あるなと思う。
カウンセリングを受けたことがない人は多くても占いとかセラピーを受けたことがある人は多いだろうからそれを例に引くと、やたらこちらのトラウマに触ってくる人、「…すべき」とコントロールする発言をする人はそのタイプが多いと思う。
相談をする相手として適切かを見分けるポイントとしては、帰り際に、来る前に比べて気が軽くならなかったら、相談して良い相手ではないと割り切るのが大事かもしれない。
以前ここに同じテーマで長く書きましたが
http://www.okimhome.com/entry/2017/02/27/153716
補足的に読んでもらえればとおもいます。
相談を受ける立場の人はテクニックは学んでいるとは思うのですが、自分の傷やコンプレックスや願望に無自覚な場合、「こうすべき」と他人や世間に無意識に働きかけてしまう、そのことで相談に来た人に罪悪感や自己否定の感情を与えてしまう、ということがあることを知っておくといいと思います。