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人生で味わったうれしさも悔しさもフル活用して、新しいことにチャレンジしよう

間違えたら軌道修正をする勇気と、間違った人を許す勇気。

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古巣がネトウヨ雑誌になってしまった……

新潮45は私が2001年から2009年まで在籍した古巣の編集部です。

中瀬ゆかりさん、宮本太一さんという二人の編集長の下で、いろんな記事をやらせてもらいました。
主に事件取材と、福田和也さんと柳美里さんの連載なども担当させていただきました。

この仕事を通して、いろんな人と出会いました。
中には、著者としてお付き合いしているうちに不思議な形で変節してしまう人もいて、取材していないのにしたことにして記事にして問題になっているのに開き直っていたり、ジャーナリストという名刺はフロント的なもので実は内調などの調査機関にレポートをすることが主収入源になっている人がいたり、中にはジャーナリストの肩書きで詐欺を働いて逮捕された人もいます。

その都度、私が思うのは、「初めはまともだった人が、なぜこうなるのだろう?」ということでした。
そして、「人がいつ暗い穴に落ちるのかわからないのなら、私も他人事じゃないな」と思っていました。

今、思うのは、他者(人、組織)の落ち度にすごく厳しい態度で記事を書いているのに、自分の過ちを認められないところが、何かを大きく間違う第一歩なのかもしれないな、ということです。

この仕事、間違うことが結構日常的にあります。
私などは、目次に載せるタイトルを思いっきり誤植したこともありますし、ページが前後してしまってまったく意味の分からないページ構成になってしまったこともあります。
著者から「この写真は出さないで」って言われていたのを忘れて、著者から預かっていたとある犯罪者の写真でグラビアを組んでしまい、超怒られたこともあります。
あと、よく著者の方が許してくれたなと思うんですが、もらったゲラの赤字を反映せずに記事を出したこともあります。

私自身がこんな感じで結構つねに間違うからかもしれないんのですが、私は他人の間違いにはなるべく寛容でありたいと思っています。

なぜかというと、間違うことは仕方がないから。防ぎようがないからです。
重要なのは、間違った時に、間違えたことを認識して軌道修正をすることができるかどうかだと思うんですよね。
もちろん、間違えないようにしよう、と努力することもは重要ですが。

魔境に行ってしまった、多くの「正しきジャーナリスト」は、他人の誤りを糾弾するあまり、自らの間違いを認めることができず、軌道がどんどんずれていってしまったのかもしれないな、と思います。
他人の正しさにこだわり、「お前は間違ってる」みたいなことをいいたがる人ほど、間違えたときに「間違えました」と謝れなくなるのはなぜなのだろうと思います。
今、新潮45がまさにそういう状況になっていると思います。

今回の新潮45の特集の、特に小川榮太郎さんの記事を読んでいて、私の古巣がネトウヨ雑誌になってしまったという悲しみもあるんですが、
思うのは、やっぱりヘイト言論に加担するべきではないということです。
どう考えてもそうですよね。

恥ずかしいと思うんですよ。子供とかに「お父さんはこの雑誌作ってるんだ」って言えますか? 恋人とかに「今はこういうのが売れるから、そっち系の記事作ってるんだ」って言えますか? 私は無理です。

 

これは、場合によっては道義的責任はもちろん、刑事的な責任を引き受けないとならないのではないかと私は思います。そしてそうするべきだと思います。

なぜなら雑誌の出版は営利目的の商業行為である側面を無視して語れないからです。
営利のために他人を傷つけるのは普通に考えて最悪すぎるしみっともないです。
さらに言えば、すでに先行しているネトウヨ雑誌の同工異曲の記事を載せるオリジナリティのなさも恥ずかしいですし、ついでに言えば、社運を賭けてまで言いたいわけでもないことでこんなに炎上するのもかなりどうかと思います。

これを「表現の自由」というなら、考えることを放棄していると思います。

 

長い目で見ても、これまで培ってきた新潮45という雑誌のブランドを完全に毀損したという意味でも悪手だと思います。

それに、新潮社の中にだってLGBTの方はいらっしゃいます。

もちろん、組織には揺り戻しが働くのが通常であり、まだ社にいる同僚たちが苦しんでいる様子も聞いています。
なので、このまま会社が完全におかしな方向に行くとは私は思っていませんが、
でも、間違ったら軌道修正をする勇気をいつでも持つことが、完全な魔境に落ちてしまわないためにはとても大事だと私は思います。

いつでも変わってください。
そして間違えた人や組織をいつでも許す勇気を私は持ちたいと思いました。
それは私が間違えたときに、私自身を許して、私自身が軌道修正をする勇気を持つために必要だからです。

 

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