アラフォーからはじめる!

人生で味わったうれしさも悔しさもフル活用して、新しいことにチャレンジしよう

「カメラが怖い」を「脚本を書きたい」が凌駕した瞬間。

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アラフォーからはじめる! では、アラフォーからの新たな挑戦をしている女性たちの体験談をご紹介しています。

 

今回は、子供の時から書くことが好きでアマチュア脚本家として活躍していた、井上亜矢子さんからお寄せいただきました。

結婚、出産、そして介護で中断していた創作活動。とあるきっかけで再び筆をとり、現在は地元テレビ局の番組制作などを手掛けているそうです。

私も書くことが大好きで、今の仕事をしているので、共感しながら読みました。

ぜひご一読くださいね!

 

 

 私は子どもの頃からずっと現実が苦手で本棚の間に隠れて本ばかり読んでいる子どもでしたが、小学校の演劇クラブに脚本担当として参加することになり、当時異例だった地元の有線放送から取材を受けたり、舞台の上で自分の作った物語が自分の手を離れ空気に乗るのを見ているうちに少し視界が広がったような感覚を覚えました。

 高校を卒業し地元の企業に就職して1年が過ぎた時再び多くの人の前で自分の書いた脚本を上演してもらえる機会が巡ってきました。

 地元の文化会館で文化庁「文化のまちづくり事業」の助成を受けた市民と劇団との共同公演という事業がその前の年から行われていて。父方、母方両方の祖母の介護要員だった私は2人を看取った後、まだ高校生だという理由だけで家の事に関わることなく参加していた妹や、同じく就職などで参加を見送っていた友人に誘われ参加することにしました。

 妹は大道具、友人は出演者、私は去年からの参加者の人に混じり東京の演出家と合同でシェイクスピアの夏の夜の夢をわかりやすい言葉で上演時間も短く脚色する予定でした。しかし、実際に動き内容をすり合わせていくと締切に間に合わなくなることから私一人で脚本を書き上げることになり、自分の書いた物語に周囲の人が影響を受けてくれることに小学生の時以上の喜びを覚え、観客動員数などからも大成功をおさめ、地域にアマチュア演劇の文化が根付くきっかけといえる講演となりました。

 しかしその直後メールのやりとりを通じて知り合った男性と結婚、愛知県に引っ越し、漠然とどこでも似たような市民劇団がありそこで何かできるだろうと何も考えず地元を離れました。

 結局新しい活動場所は探してはみたものの結局見つからず、そのこと自体と自分の甘さに落胆し、姑の実家と姉の面倒を見るために京都府へ転居、そこで静かに主婦として過ごすことを選びました。

 5年ほど同居した姑の姉を看取り2人目を出産した直後、地元のCATVを見ていると平成の大合併の流れにのった新しい市の発足を記念し子育て中のママを中心に市民ミュージカルに取り組んでいるというニュースと舞台の様子が放送されていました。

 皆頑張って力を合わせてる様子が映し出されていたのですが、どうみても肝心の芝居がつまらない。取り組んでいる人達は皆で楽しくやれたらそれでいいのかもしれない。でもどうしても悔しくてたまりませんでした。

 とはいえ子どもを置いてまで何かできるわけもないままでいたある日、CATVの開局20周年記念事業として市民参加型ドラマ制作があるという話を聞き、大きく揺れました。

 やってみたい、けどカメラが怖い。

 小さいころから本当にカメラが苦手で集合写真はシャッターを切る瞬間にしゃがむ、実家にいた時の芝居仲間が高価なカメラを向けたところ叩き落として壊すようなことをどうしてもしてしまうため真剣に躊躇しました。

 そこで応募者が多ければ引き返し、そうでなければ入り込もうと小さな賭けに出ました。エキストラとして子どもの名前を書いて参加を申込んだところ他の参加者はそれほど多くなく意見が通せそうな雰囲気を感じ、そして脚本をもっと面白くさせてほしいと申し出て最終的にストーリーはそのままにほぼ全て脚本を書き直し、監督役の人が多忙だということから助監督という名目で撮影にも参加しました。撮影中は何とか堪えていたものの解散後毎回トイレでもどすかパニック発作を起こし、参加を後悔しながらどうにか撮影を終え、市内での放送だけの予定だったのですが府内の他のCATV局でも放映され、多くの人に面白かったと言ってもらいとても嬉しくなっていたのですが、一人のママ友さんの何気ない一言がひっかかりました。

「いい思い出になったね」

 間違いなく純粋にいい意味でかけてくれた言葉だったのですが、私にとってはまたこれっきりになってしまうことを想像させる一言でした。

 そこで、撮影の間に親しくなったCATV局の担当者と相談し市民参加型のコンテンツを継続的に制作することになりました。

 まずは地域の事物を題材にしたクイズ番組を制作放映させてもらい、さらにそこから番組に出てくれた近所でストリートライブをやっていたバンドのPVの制作に挑戦することになり、Youtubeでも公開、彼らの代表曲の一つになり徐々に注目を集めることになり、そこから私も規模は大きくないものの地元の映画祭の実行委員に加えてもらえたり、近隣のライブの様子を放映する番組を担当させてもらうまでになりました。

 最初に始めた舞台とは少し違う場所になりましたが、継続して自分の感覚や視点を共有することがこの歳になって叶うとは思ってもみなかったし、それと同時にこの歳で新しいことに飛び込み続けることの有難さを感じてこれからの挑戦や出会いを楽しんでいきたいと思います。

 井上さん、ありがとうございました!

 

自分のこととして、最近、本当に強く願ってると夢ってかなうんじゃないかなと思っています。

 

井上亜矢子さんのインスタグラムはこちらです。

@ane3matryoshka

 

井上亜矢子さんの手掛けた番組はこちらで見られます。是非チェックしてくださいね。
わらびぃ〜-魔法の言葉-《MV》 Sweet&Bitter.
https://youtu.be/tbL7jXRMw-k

クイズなんなん!? (#1)
https://youtu.be/FyFYOWbX9Fg

 

体験談、まだまだ募集しています!

私も書くよ! という方は

okaimhome あっと gmail.com

までご連絡くださいね。

 

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www.okimhome.com

 

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