(この記事は2018年ごろに書いたブログ記事をリライトしたものです)。
実は、世の中は日に日に良くなってる。
私は双極性障害の診断を受けてずっと投薬治療を受けながら闘病しているんだけど、というか、治らない病気らしいので一生付き合って行かないとならないんだけど、
そもそもが、精神科の薬ができたのってたった60年くらい前だから、まだ一世紀経ってないですからね。
私が昭和の初めごろに生まれて、やっぱり双極性障害になってたら、時代的には合う薬がなかった。
そうなると薬で躁状態を抑えることも、うつ状態を和らげることもできず、
どっちにしろ「やらかす」ことしかできなくて、
そもそも社会に参加させてもらえなかったと思う。
最悪、入院させられて多分一生病院で終わってたと思う。
残念ながら昔の日本は、精神病にかかっただけで人生詰む確率の方が高かったです。
私は幸い会社員になってから発病し、会社を休職して傷病手当金をもらいながら療養できたし、会社辞めたってなんとか生きていけています。
つまり、たった50年生まれるのが早かったら詰んでた病気にかかっても、こうやって何度でも再チャレンジできる。
自分一人じゃ何もできないけど、国とか会社とか周りの人が理解してくれて助けてくれたから今があるんですよね。
別にこの病気に限らずいろんなことがそうだと思う。
セクハラだって昔はもっと泣き寝入りだった。
そもそも女性には参政権がなかった。
私が子供の頃は、シングルマザーなんて世間体が悪いなどと言われ、今よりはるかに不当に地位が低かったから、離婚我慢してた女の人もたくさんいる。
みんなに助けられて今があって、そのみんなって同時代の人だけじゃなく、地位の改善のために戦って屍の山になった過去の人たちのおかげでもある。
不満を言う前に、そのことをぜひ喜びたいと私は思う。
だって今、自分の目の前にあるものを使って幸せになると決めることは、他人にはできないから。
それがどんなカードでも。
配られたカードで面白く遊ぼうと思うことができるのは自分だけだから。
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