2017年、39歳の時に、新卒からずっと勤めていた会社を辞めました。
そこから5年間、ほぼ定職につかず、無職として5年間やってきました。
そんな私の近況について、つらつらと書いてみます。
まだ働きたくならない
「やめたからにはステップアップしなければ」と、「起業」を模索しておりましたが、時間が経つにつれ「そういう意識高い感じがもう、なんか、疲れるな」と思うようになってきました。
毎日自分と向き合っていると、「起業」とか「もっといい会社に転職」とかより、「お金はそこそこでいいし、地位も名誉もいらないから、もっとストレスなくラクに暮らしたい」という気持ちの方が強いことに気が付きました。
その結果、転職のお誘いはありがたいことにいただいているのですが、「もうちょっと待ってほしい」という感じで、まだ無職をずるずる続けています。
毎日何をしているのか、暇じゃないのか。
無職一年目は、専門学校に通い精神保健福祉士の資格を取るために猛勉強していました(ものすごく大変だったw しかもとった資格使ってないし)。
無職2年目は、家族の会社の事業承継の業務に携わっていましたが、親と方針が合わず離脱。
無職3年目以降から、本格的に何もしておりませんでしたが、
無職5年目の6月から、「占い師」としてプロデビューいたしました。毎日早朝6時からの4時間程度、ご相談者様を占わせていただいています。
ヒマか?と聞かれるとそうでもなく、負け惜しみでもなく毎日が充実しているなあと思います。
朝早起きして占いをし、ご相談者の話から最近の人が何に悩んでいるかを知ることができますので、テレビを全く見なくても最近の流行をキャッチアップできます。最近はオンラインゲームで出会って恋に落ちる方が本当に多いので、「メタバース」の土壌ができてきているなと実感します。
ほかにも文章を書いたり本を読んだり、料理を作って家事をして、身体を鍛え、友達とオンラインで話したりしているうちにあっという間に一日が過ぎていきます。
会社員時代は不安や怒りにさいなまれてなかなか寝付けませんでしたが、最近ではベッドに横になると2分で寝落ちしています。
お金はなんとかなる
無職だと食べていけないんじゃないか、と思われるかもしれませんがそんなことはありません。
少額の投資と、その時々やりたいと思った仕事を「やめたくなったらいつでもやめよう」というスタンスでやっていると、お金も減らず、そこまで困りません。
無料で人の手伝いをしたり、タロット占いを無料で教えたりもしています。
子ども食堂に毎月定額の寄付をすることもできています。
会社員時代は、不要な人付き合いが多かったり、服や靴もその年収層にあった格好をしなければならず、不要な出費が多かったですが、今は見栄を張るにもそんな場所はありませんし、お金を本当に使わなくなりました。
そんなわけで、毎日結構たのしい感じで暮らしています。
不安はあるけどなんとかなるだろう、と今のところはそんな風に思えています。♠
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