占い師をしてみて思ったことがある。
それはみんなが「自分だけ特別だ」と思っている
ということだ(文字にしてみると当たり前すぎて笑えるな)。
なにに関して「特別」なのかというと、
「悩み」に関してで、
「自分の悩みほど特殊な悩みはない」と思ってるふしがある。
今月で占いの件数が3000件を超えおそらく
4000件に迫ると思うんだけど、これだけ占っていると、
「悩み」自体に「外れ値」と言えるほど
特殊なものはないと感じる。
ほとんどの悩みは大きな概念、パターンの中に納まる。
占い師としては、3000+件の
お悩みビッグデータができるわけで、
悩みを聞いた瞬間、
それは大体パターン認識になってくるわけだ。
そして早押しクイズのようにお答えすると
みんな驚くのだ「なぜわかるのですか」と。
それは人はパターンの中にいるからなんですよ。
まるでチャートのローソク足が
ボリンジャーバンドの3シグマ以内に99%
(だっけ、ボリン使わないので
テキトーに書いてるが)おさまるかのように、
値動きにも外れ値ってそうはないのと同様、
悩みにも外れ値ってあんまりない。
そしてこれが占い師をやってよかったと思うことのひとつだ。
私は自分が持っている病気や、
生い立ち、父との関係、すべてにおいて「特殊」だと思っていた。
しかし、いるんですよ、自分みたいな人が。
しかもひとりじゃない、4,5人会いましたね。
事業承継で苦しんでて父と衝突とか、
母自殺とか、うちか???っていうような。
で、その人と話していると
その人が悩みに執着しているその執着そのものを
がばって外してしまえるんじゃないかって
思えるようになってきた。
そこらあたりから、私は親のこととか
自分の人生とかに悩まないで済むように
なったと思います。
占いをすればするほど、不思議なことは何もないんだなと思う。
不思議なものは人間の脳が作り出した煙幕みたいなもので、
物事の本質を覆い隠す要素だろう。
煙幕はなぜ存在するのか?考えるととてもシンプルだ。
本質に直面したくない、そういうことなんだろう。
私は躁鬱を持っていて、
先月ごろからうつ状態が重かったのですが、
ようやく抜けてきたので、こんなことを思える感じになりました。
うつぬけまであと一歩だろうな。
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