私は2016年秋に初めて断捨離を決行して以来、2022年現在まで定期的に大規模な断捨離を行ってきました。
その結果、昨年ごろから「ミニマリスト」と自称しても差し支えない状態になってきました。
私が断捨離を習慣にし、ミニマリストになったのは、この生き方が快適だからです。
そんな私が考える「ミニマリストになってよかったこと5選」をご紹介します。
①やるべきことがはっきりして気が散らなくなった
何かをやる際に、私の気を散らす要素は、「本、たたむ前の山積みの洋服(片づけたくなる)」です。
これらをすべて視界から排除したため、家の中で「何かをやりかけて、ほかのことをやり、それもやりかけでやめ、また別の何かにとびつく」というような、とっ散らかった行動をしなくなりました。
やるべきことがはっきりして、やっている間は気が散りにくくなり、ものごとに取り組んだ達成感を感じられる時間が増えました。
②情緒が安定する
私の家の一部屋は全く物を置いていない空間です。「独房みたい」と友達に言われたこともあります。笑
昔、私は「部屋が適度に散らかっていないと落ち着かない」と思っていました。
それもある面では事実でしたが、しかし、それ以上に何もない部屋というのは本当に気持ちが落ち着くのです。
外の世界がガチャガチャしすぎているので、家の中くらい余白のある空間であってほしい。
今は家にいるのが大好きですし、外に出るとすぐ家に帰りたくなります。
家にいると落ち着きますし、よく眠れます。
そのおかげか、幸せを感じられる時間が増えました。
これは一度体験してみないとわからないことだと思います。
③お金がたまる
昨年の私の現金貯蓄率は月収に対して約70%でした。
特に無理してそうしているわけではなく、無駄なものを買わなくなったらそうなった、という感じです。
ものというのは買うのは簡単ですが、捨てることに関してはエネルギーが桁違いに必要になります。
捨てるのが大変だということが身に染みてわかっているので、何かを買う時には「これはごみにしないのか? 本当に必要か?」と何度も自問自答してからやっと買うようになりました。
今の私は衝動買いはほぼしなくなりました。
店でいいなと思うものに出会っても、いったん家に帰って考えてから買うようにしています。その間に売り切れてしまうこともありますが、「もともとその店に行かないといいなと思わなかった」のです。
はじめから必要を感じたわけではなく、あくまで「偶然」の出会いで「必要」が生まれてしまったわけですから、そもそもこの品物とは出会わなかったと思えば踏ん切りもすぐにつきます。
そんな感じで買わない人生になったら、もちろん人生で一番お金が貯まっている状態になっているのです。
以前、私はこんなtweetをしたことがあります。
ドラマの美術をやってる人と部屋について話してた時に「貧困を表現するときはモノを増やす、隙間なく壁にちぐはぐなタンスを並べたり。逆に豪邸では物を減らして何もおいてない面を増やして余裕を表現してる。実際金持ちの家は物が少ないよ」
— あさみさん (@okaimhome) 2017年6月30日
掃除してる時この話をたまに思い出す。
お金持ち=物がないのではなく、無駄なものは買わないからお金が余りお金持ちになる、ということが真相なんだろうと思います。
「無駄遣いをしない気持ちよさ」を知ると、やめられなくなります。
④掃除、整理整頓がラク
食器は10枚、洋服は夏冬合わせて20着程度、靴は4足のみです。
本も基本的にはkindleとオーディブルを活用し、紙の本を手に入れるためのファーストチョイスは図書館にしたため、部屋の中にものがありません。
ものがないので、片づけの時間がほぼ消滅しました。
掃除も楽になり、運動を兼ねて毎日床を全面的に拭いていますが、床に物がないので簡単に終わります。
掃除が楽になったので毎日掃除をスキマ時間にすることができるようになり、部屋の中がいつもきれいです。
⑤探し物に時間を使わなくなった
発達障害人あるあるですが、「出かける直前に鍵やスマホが見つからなくて探し回って遅刻する問題」、これも解決しました。家の中に物がないので、物に紛れてなくなるということがなくなったからです。
また人間関係や不要な用事も断捨離したので、外出が厳選されているため、事前の準備が万全にできるようになったのも、「出発直前の探し物」をしなくなった理由の一つかもしれません。
まだまだ利点はありますが、まずは「5つの良かったこと」をご紹介してみました。
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