占いをしていると、思うことがあります。
「人って悩むのが好きなんだな・・・」と。
はたから見ていると、
仕事があって、住む家があって、友達に囲まれていて・・・
と、たくさんのものを「持っているはず」の人でも、
幸せを感じられず、
「あの人が・・・」
「お金が・・・」
「仕事が・・・」
と、悩みを打ち明けてくる。
愚痴が止まらない、止まらない。笑。
そういえば、以前、出版社で働いている時もそうだったなあ。
有名な作家さんとたくさん仕事をしました。
名声も、お金もあるはずのその人たち。
一般読者向けに「幸せに生きるには」というテーマで
語ったり書いたりしているような人たちですが、
かなり高い割合で、私生活は破綻していました。
不倫していたり。
家庭内でパワハラ、モラハラをしていたり。
「言ってることとやってること、違うじゃん!」と、
うんざりした記憶があります。
モノがあっても、お金があっても、
名声があっても、ちやほやされていても、
それイコール幸せ、ということではないんだなあと。
そう、人って、不幸や不満は感じやすい。
持っているもののありがたさや生かされている幸せは感じにくい。
そういう性質を、みんな持っているんだと思います。
脳の機能として、そうなんだろうと思います。
つまり、不幸や不満を感じ続けるのは、
人間の性質として当たり前のこと。
幸せや生きていることへの感謝を感じるためには、
脳の機能に逆らっていくトレーニングが必要になってくる、
そういうことなんだと思います。
じゃあそのトレーニングをどうするか?
やっぱり今あるものに目を向けて、
いま生かされていることに感謝すること。
人はひとりでは絶対に生きていくことはできません。
誰かがいるから生きて居られる。
どれだけ孤独を感じていても、そうなんですよ。
まずはあるものに目を向けていく「練習」、
トレーニングをはじめてみる。
3か月で身につきますなんてケチなことは言わない。
一生の課題としてそれに取り組む。
私はダイエットを20年やっていますし、
断捨離が身につくまで6年、
アル中を治すのに10年以上の歳月を費やしています。
リバウンドして挫折してはまたやり直し、
やり直しして、身に付けていく。
そうやって、一生かけて、幸せになっていく、
幸せを見つけていくんだろうなと
そんなことをふと感じました。
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