占いをしててよく思うこと、というか、
「ああ、自分の悪いところだな~」と、
気を付けようと思うことがあります。
それは、他人の悩みは全部小さい、取るに足らないものに感じる、
ということ。
占いでよくいただく相談に
「音信不通の彼と連絡が来ますか?」
というものがあります。
話を聞きながら、
音信不通にしてくるような彼に悩むだけ、時間の無駄だよ~、と
思うのです。
そう思うのは、それが「他人の悩みだから」。
その人にとってはもう、食事も喉に通らない、
一生の中で記憶に残るほどの精神的打撃をうけるような
出来事だったりするのです。
だから、「大したことないよ」とか、
「気にしない方がいいよ」っていう言葉は
人の悩みに対して絶対に使わないように
気を付けています。
大したことなくて、気にしないで済むなら、
悩まないわけですから。
その人達はどこかで「悩みから抜けたい」と
思って相談に来てくれる。
その悩みの抜け方ってどういうものか?どんな方法があるのか。
とことん悩み飽きるまで悩みをしゃぶりつくす方法か。
まったく別のものに気を取られ、悩みを忘れる方法か。
生傷が乾いていくように、悩みに生々しさが薄れるまで待つ方法か。
その方法を示す、
どれがいいかなーと一緒に選ぶ。
それも占い師の仕事のひとつだと思っています。
他人の痛み、悩みに対する想像力を忘れない、、、
言うのは簡単、実行するのは結構難しい。
特に私みたいな調子にのりやすいタイプはそうですね。笑
自戒、自戒。
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