断捨離するといいことがあるとわかっている。
わかっているけどなかなか取り掛かれない。
そんな自分が嫌になって、片づけそのものをやめて、暴飲暴食したりお酒に逃げたりして、さらに家の中がごちゃごちゃになる。
今、断捨離歴6年、もう捨てるものがほぼなくなり、ミニマリスト自称しても差し支えのない状況になった私ですが、そんな時代が私にもありました。
やったほうがいいとわかっているのにできないとき、どんな心理が働いているのでしょうか。
かつての自分を振り返って3つまとめてみました。
完璧にやろうとするので気が重くなる
断捨離にはさまざまな種類のタスクが存在しています。
・捨てるものと残すものの仕分け
・ゴミの分別
・粗大ごみ回収業者への連絡
・中古品買い取り業者への持ち込み
・残すものの整頓、収納
などなどです。これらを一気にやろうとするとさすがに気が重くなるのは当たり前だと思います。
そこで、作業を一回で完ぺきに終わらせようとせず、「作業を細かく分けて、負担にならないようにする」ことをお勧めします。
作業を細かく分ける方法は、
①仕分けだけをする、粗大ごみの回収業者への連絡だけをする、など「タスクごとに行う」方法、
①断捨離にかける時間を細かく区切る、「一日15分だけ捨てる活動をする」「1回の断捨離の時間を長く取るのではなく、毎日何かしら短い時間の中で捨てる」方法
などがあります。
どの方法が合うか個人差がありますので、試行錯誤してみると長く「捨て活動」が続けられるようになり、いつの間にか、私のようにミニマリストやシンプリストになっている可能性が高いです。
どうせまたリバウンドすると思うとやる気がなくなる
実は断捨離とは一回では終わらないものなのですが、「またどうせ散らかるんだろうな」と思うと、断捨離をする気もあまりなくなってくる、ということがあります。
断捨離は必ず一度はリバウンドします。つまり、またもとのものであふれて部屋に戻ってしまうのです。
それはなぜかというと、
ものを捨てる技術>ものを残す(買い入れる)技術
この不等式が成り立っていないと断捨離の状態が維持できないのですが、断捨離初心者は「ものを捨てる」ということをいったんやってみただけで、「ものを残す(買い入れる)技術」に関してまったくやったことがないか、その力がまだ未熟だからです。
捨てる技術も、残す技術も、何度か断捨離を繰り返していくうちに徐々に力がついていくものなので、まずは「リバウンド」するものだ、とあきらめて受け入れることが大事で、もっと先の未来を見据えていくことが大切になってきます。
ここに「リバウンドを気にせず、断捨離を続けて目的を達成する」ために必要な考え方を書きましたので、参考までにどうぞ。
「やる気」だけで何とかしようとする
「やる気」が出るのを待っているといつまでたっても断捨離を始めることができません。
やる気に頼るのではなく、仕組みに頼ることをお勧めします。
例えばですが「毎月第一土曜日の午前11時は物を捨てる日」と決め、そのための時間を空けておき、スケジュールやリマインダーにも記載しておく。その時間になったらどんなにやる気が出なくても、1分でもいいから本当にものを捨ててみる、ということです。
・・・
何度も繰り返しお伝えしたいですが、断捨離にはメリットしかありません。
情緒が安定しますし、掃除の時間が消滅し時間に余裕ができますし、出かける前の探し物の時間も無くなります。また、家に入れるものを厳選するため、自然と無駄遣いが減り、お金が余ります。
ぜひ、断捨離を習慣にして、皆さんもミニマリスト生活のすばらしさを味わってみてください。♠
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