ミニマリズムを推奨する達人ミニマリストのみなさんはよく
「不要な人間関係、不快な人間関係は断捨離しよう」と説いています。
私も以前それを真に受けて、
がっつり、疎遠になっていた人間関係や
自分にとって不快なことを言ってきた人などの連絡先を
ごっそり消したことがあるというのは、
以前のブログでも書きました。
しかし、数年してから、
人間関係を断捨離してしまったことに激しく後悔しました。
モノは捨てても買い戻せばいいですが、
人間関係に関しては、自分の価値観が変わって、
「あの人ともう一度話してみたい」と思っても、
連絡先が分からなければもうそれで終わりだからです。
そのことに気が付いてからは、ご縁ができた方のことを
絶縁するのは極力やめようと決意しました。
なんだか合わないな、この人といると疲れるなぁ、
という人でも「切る」のはやめています。
その代わり、「笑顔で後ずさる」ようにしています。
「笑顔で後ずさる」とは、決して拒絶のポーズを作らずに、
やんわりと疎遠になるという感じです。
その疎遠にするパターンを数種類考案して、
とっさの時にでもすぐに出てくるように練習をしました。
例えば、LINEのメッセージや通話が自分にとっては
しつこく感じ重たいなと思う人に対しては
「ごめん、いまタロットの勉強しているから、あとでもいいかな?」
「ごめん、いま、パスタゆで始めちゃったところなんだよね」とか。
しつこくお誘いが来るけど、会っても楽しくない方に対しては
「ごめん、その日タロットの予約が入りそうなので、1日待ってもらっていい?」と
いったん保留にしてから
「やっぱり予約が入っちゃった、ごめんね」とか。
そしてだいたいタロットの勉強は毎日しているので「ウソ」ではないため、
罪悪感を感じるのも最小限で済んでいます。
自分に必要な大事な人であれば、そのあと自分から連絡しますが、
自分にとって負担になる人間関係であれば、そういうふうに伝えたら
そのまま放置します。
また連絡が来ることもありますが、
その都度、お断りパターンを駆使して「笑顔で後ずさる」。
そんな感じのことを繰り返すようになってから、
何となく自分も世界も丸い感じになったなあと思います。
白黒はっきりさせずに、グレーな世界にとどまっている、
大人っぽい対処の仕方を覚えて、今は満足しています。
「笑顔で後ずさる」ことについて、タロットに聞いてみました。
出ました。カップのキング
「清濁併せのむという覚悟が大事です」
「人間はモノではありません。人間を<断捨離>するという考え方は
どこか包容力に欠けていますね。それよりも、
いろんなことを感じ、理解して、自分自身の心の反応も十分に
味わったうえで、相手と適切な距離を取り直そうとする対応が
よいでしょう。<笑顔で後ずさる>いいですね」
おお、ズバリありがとうございます。
タロットってなんかやっぱり何かを思い当たらせてくれますよね。
ではまた。
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