自分を好きになろう

人生で味わったうれしさも悔しさもフル活用して、新しいことにチャレンジしよう

魔法の言葉「それはそれとして」

先日面白い体験をしました。

 

占いの依頼をしてきてくれた常連さん、

この方はいつも仕事の相談をされます。

 

ご本人は、

自分が合理的思考の持ち主で目的志向的だと

思っているのですが、、、

「他の同僚たちが合理的じゃなく、目的志向的じゃない!」と、

そこに怒りを感じ、愚痴が止まりません。

そして、愚痴を愚痴でとどめておくことができず、

実際に同僚に激しい批判の言葉をぶつけたりもしてしまっており、

職場での自分の立場もあまりよくないようです。

結果、仕事の目的を離れ、

人間関係が自分の思い通りにならないことに

執着してしまっている。

目的志向的ではない状態になってしまっています。

 

「あの人たちは全然わかってない」

「もっとちゃんと仕事をするべき」

耳に刺さるようなケンのある声で、1時間以上やられると、

さすがに私もしんどくなってきますが、

お客さんにつられて私の感情が揺れてしまうようでは

いけませんし、じっと同じテンションで話を聞き続けます。

 

話を聞きながら、「ああ、そういえば」と、

思い出したYouTubeチャンネルがあります。

「精神科医樺沢紫苑の樺ちゃんねる」です。

www.youtube.com

 

3000本以上の動画があるので、どの動画だったか探せないのですが、

不安症で心配が止まらない患者さんに対して、

いったん不安を脇においてもらう言葉として

樺沢先生が紹介していたのが、

「それはそれとして」

という言葉でした。

 

おお、これ使ってみよう。そう思った私は

愚痴をぶちまけ続ける彼女の話を

割って入るタイミングをうかがい、

そしてこういいました。

「それはそれとして、仕事の目的を果たしちゃえばいいじゃない。ね?」

 

するとどうなったかというと、

なんと、

彼女がハッとして我に返ったのです。

愚痴が止まったのです。

ええ、すごい。。。!

まあ、その1分後にはまた愚痴が再開したのですが、

一瞬でも彼女の思考を愚痴から解放し、

別のところにもっていった、それを目の当たりにして、

なかなかこの言葉はすごいもんだ、、、と思いました。

 

それ以降、私は、自分が不安を感じたり

ネガティブな感情に支配されてしまっているなあ、と

自覚した段階で「それはそれとして」と声に出して言うようになりました。

「それはそれとして、今日はおいしいものを食べよう」

「それはそれとして、今は何も起こってないんだし」

「それはそれとして、不安は誰でも感じる。だって脳の機能だし」

「それはそれとして、今気分がよくなることをしよう」

 

そんな感じです。

 

タロットに聞いてみました。

出ました。大アルカナ8「力」のカード

「押してダメなら引いてみろ、ということばもあるように、

しなやかな強さを持つことを大事に考えてみましょう」

「強引なやり方も無理強いもNG。

目的を常に確認し、そこに向かって行くためには、

立ち止まり忍耐する力を養うことも必要です。

動き出すその時を見誤らずに」

 

なるほどなるほど。

やはり常に目的をちゃんと確認しておくことって大事ですよね。

人間関係を悪くすることが目的ですか?

仕事を完遂することが目的ですか?

批判が止まらないのはわかります、自分と他人はちがうものね。

それはそれとして、まず自分のために、自分の目的を大切にしてみませんか?

 

・・・・

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