私は現在、占い師としても活動しています。
月間のべ200名ほどの相談者とお話をしているうちに、「悩みとの付き合い方がうまい人と、そうでない人」がいることに気が付きました。
悩みとの付き合い方がうまい人とは、一言で言えば「悩んでもどうしようもないことは悩まない」と決められる人なのですが、では「悩んでもどうしようもない」悩みとは、どんなものを指すのか、これを過去の2回の記事で紹介してきました。
今回は第三回目。
自分の力でどうにもならないことは悩まないと決める
について。
ニーバーの祈りを参考に
占いの相談で多いのが「自分は変わりたくないけど、相手に変わってほしい」というものです。
しかしそれは無理なのです。
相談者さんご本人が「自分は正しいから変わる必要がない」と思っているのと同様、変わってほしいその相手も「自分は正しいから変わる必要がない」と思っているものだからです。
であれば、相手が変わってくれるにはどうしたらいいのか? これを悩むのは無駄、ということになります。
ニーバーの祈りという、アルコール依存に陥った人々に長年支持されてきたアファメーションがあります。
これを紹介しますね。
変えることができるものだけを変える賢さを持つことが、人生を楽しく有意義に生きるコツだと思います。
ニーバーの祈り
神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。
一日一日を生き、
この時をつねに喜びをもって受け入れ、
困難は平穏への道として受け入れさせてください。
これまでの私の考え方を捨て、
イエス・キリストがされたように、
この罪深い世界をそのままに受け入れさせてください。
あなたのご計画にこの身を委ねれば、あなたが全てを正しくされることを信じています。
そして、この人生が小さくとも幸福なものとなり、天国のあなたのもとで永遠の幸福を得ると知っています。
アーメン
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