自分を好きになろう

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お金の話~無職6年生の私から、定年前のみなさんに伝えておきたいこと 其の二~

私は、2017年に、新卒から17年間勤めていた会社を39歳で辞めました。

そこからほぼ定職につかずずっと「無職」として生きてきました。

つまり、普通の定年より20年早く「定年退職後」の状態になったとも言えます。

基本的に今の生活を非常に気に入っていますが、それでもはじめは不慣れなことがありました。

これから定年する人、そしてこれから「FIRE(アーリーリタイア)」を目指す人に、実際に無職になって5年経過した私から「今のうちから知っておいた方がいいこと」をシリーズでお伝えします。

 

お金を使わないで生活する技術を今の内から身につけておく

 

みなさんは自分が毎月最低いくら使えば生活できるかを知っていますか?

私は知りませんでした。

会社員時代は家計簿をつけたことすらなく、お給料は何となく使ってても毎月余っていたので、自分のお金の使い方に問題はないと思い込んでいましたが、退職後にそれは大きな間違いだったことを思い知らされました。

一時期、収入が1年近くまったく途絶えたとき、目減りする預金口座を見て、自分の適当すぎるお金の使いかたが嫌になりました。

 

・一ケ月生活するには最低いくらかかるか

 

まずこれを確認する必要があると感じました。

 

自分は月いくらで生活できる人間なのかを知るためには、家計簿をつける必要があるし、家計簿をつけっぱなしにするのではなく、記録を見直して無駄をそぎ落としていく試行錯誤が必要です。

これは、一朝一夕に身につくものではないので、仕事をやめる前からこの習慣は作っておいた方がいいと思います。

これを知っていると定年/FIRE(アーリーリタイア)後の生活の構築がよりリアルになります。

 

サラリーマンはお金の知識が小学生レベルで止まっている

私は、年金や健康保険の知識や、税の知識がゼロだったため、そこに対する意識がないまま退職したため、やめてから困りました。

「え、会社ってこんなにいろいろお金を負担してくれたのか、会社、ありがてえ~

と、あれだけいやだった会社を、やめてからそのありがたさに気が付いたものでした。

そして、ただ生きているだけでこんなにお金がかかるのか、と、マジでびっくりしました。

「自分は月額最低いくらで生活できる人間なのか」を知る際、これら「サラリーマン時代には見えなかった支出」も組み込む必要があります。

 

現在は、節約が身についています。

これまでの私は「買ってストレス解消」「お金を使うと気分がいい」と思っていましたが、現在では「買わないことが快適なこと」「お金を使わないのは気分がいいこと」というふうに意識が変わりました。

 

その結果、もし投資に失敗し、まったくの無一文になった際でも、「最低賃金」の仕事を「フルタイム」で働いて得た金銭があれば、現在住んでいる地域で一ケ月問題なく生活できる自信がついてきました。

この自信が付いたことで、「何があっても大丈夫だから、自分の快適さをもっと追及してみよう」という挑戦の心を持つことができるようになりました。

 

みなさんの参考になったらうれしいです♠

 

其の一はこちらから読めます

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