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ふたたびお金の話~無職6年生の私から、定年前のみなさんに伝えておきたいこと 其の三~

私は、2017年に、新卒から17年間勤めていた会社を39歳で辞めました。

そこからほぼ定職につかずずっと「無職」として生きてきました。

つまり、普通の定年より20年早く「定年退職後」の状態になったとも言えます。

基本的に今の生活を非常に気に入っていますが、それでもはじめは不慣れなことがありました。

これから定年する人、そしてこれから「FIRE(アーリーリタイア)」を目指す人に、実際に無職になって5年経過した私から「今のうちから知っておいた方がいいこと」をシリーズでお伝えします。

 

支出に規律を持つ

定年後は3つの安心材料を自分で作りだして維持する必要があります。

①お金の安心

②社会とつながる安心

③健康の安心

 

中でも①お金の安心はすごく大事だと思います。お金がないと②も③も崩れてしまう可能性があるからです。

 

前回の記事では、「自分が一ケ月最低どのぐらいの金額でなら生活できるかを知っておく必要性」について書きました。

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その際、「サラリーマン時代は見えなかった支出=会社が負担してくれていた健康保険料、医療費、年金など」の存在を全く意識せず会社を辞めたため、はじめは苦労したというお話も書きました。

 

いずれにせよ、定年後の生活をリアルにイメージするために、早いうちから家計簿をつけることはとても大事なことです。

私は退職前、自分がいくら使っているかよく知らないまま生活していました。

通帳記入すらしたことがありませんでした。

 

みなさんの中にも、一度も家計簿をつけたことがない人達は多いのではないでしょうか。

私もそのひとりでした。

そこで、今回は私が家計簿を挫折せずにつけられるようになったファーストステップ、まず初めに何をしたかをお伝えしようと思います。

 

それはまず、

①「収入の口座と支出の口座を分ける」

②「支出の口座の前月10日の預金残高-今月10日の預金残高」を確認する

私がやったのはここからでした。

すると案外ビックリするほどお金を使っていることがわかりましたが、お金に苦手意識があった当時は、「初めからいろんな分析をすると挫折するだろう」と思い、毎月預金残高がいくら減っているかだけを確認するようにしました。

 

数か月のあいだ、ただ「いくら減っているか」だけを確認して暮らしてみたところ、日常生活の中でも「これは買わなくていいんじゃないか(預金残高が減るし)」という意識が芽生えるようになり、これだけで支出がかなり減りました。

 

家計簿は、つけるだけではダメで、つけた記録を見直して「改善」しないと意味がないのです。

逆に「改善」することができているならば、どんな家計簿のつけ方でもOKということになります。

 

現在の私は、お金と向き合うことが面白くなり本格的に家計簿をつけるようになり、今では「一ケ月〇〇万円で生活しよう」と目標を作るようになり、予算を立てて生活できるようになりました。

 

無駄なものを買い入れると、処分する時にすごくエネルギーを使います。今あるものだけで生活してみることはとても大切ですし、節約上手は人生上手だと思う、今日この頃です。

 

みなさんの参考になったら幸いです♠

 

このシリーズの過去記事はこちらから

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