自分を好きになろう

人生で味わったうれしさも悔しさもフル活用して、新しいことにチャレンジしよう

2017-01-01から1年間の記事一覧

自分がバンドメンバーならどのポジションか

専門学校の勉強の一環で福祉事務所でいま実習をしているのですが、 そこで感じたことを書きます。 それは、 人が持っている他人への「距離感」って、持って生まれた固有のもので、努力では変えられないんじゃないか という仮説です。 人ってざっくり言うと、…

全文公開『自分を好きになろう』あとがき&解説

新著『自分を好きになろう』のあとがきと医療監修をしてくださった精神科医の高沢悟先生の解説を全文公開します。 あとがき 私がもっとも尊敬する俳優・松方弘樹さんが74歳で死去したと報道された日が2017年1月23日です。この日は、私が2000年から勤務してい…

全文公開『自分を好きになろう』第一章『ゴミ屋敷を片付ける』中編

6月15日に発売になる新著『自分を好きになろう』の第一章を三回に分けて発売に先駆けてブログで全文公開します。今回は第二回。 第一回目はこちらから読めます。 www.okimhome.com 元気な人がしていそうなことを書いてみた 病気の人がやりそうなことって、ど…

種子島はインスタ映えしまくり。ちょうかっこいい島だった

鉄砲とロケットとサーフィンの島、種子島に行ってきた どこ撮ってもかっこいい島だったなぁ。 興奮しながら南種子から門倉岬まで20キロぐらい歩いたんじゃないかな。iPhone持って……。いい旅でした。 07 地球の歩き方JAPAN 島旅 種子島 作者: 地球の歩き方編…

『境界の町で』プロローグ後半全文公開

2014年4月に出版した『境界の町で』のプロローグ部分を2回に分けて公開します。 前半部分はこちらから読めます www.okimhome.com プロローグ「漂う」続き 渋滞の晴海通りから、男のバーのある銀座のクラブ街の中心部に入ると、まるで掃き清めたかのように人…

全文公開『自分を好きになろう』、「私と病気について」

6月15日に発売になる新著『自分を好きになろう』のイントロ部分「私と病気について」全文公開します。 私と病気について 私の仕事は編集者であり記者でした。2011年3月に発生した東日本大震災の取材のために被災地に長くいたことがきっかけで、だんだんと感…

全文公開『自分を好きになろう』第一章『ゴミ屋敷を片付ける』前編

6月15日に発売になる新著『自分を好きになろう』の第一章を三回に分けて発売に先駆けてブログで全文公開します。 自分が大嫌いだった 2015年の9月。 私は38歳でした。 そして、好きな人に振られたばかりでした。 38歳という私の当時の年齢は決して若くはあり…

『境界の町で』プロローグ前半全文公開

2014年4月に出版した『境界の町で』のプロローグ部分を2回に分けて公開します。 「プロローグ 漂う」 震災が起きてからずっと、私は人を探していた。 私の住む東京には津波はこなかったし、自分の身の回りの安否確認はすぐに取れた。というか、私自身は夫と…

【先行公開】『自分を好きになろう』まえがき

6月15日発売の新著『自分を好きになろう』の前書きの部分をアップします。 自分を好きになろう うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ posted with ヨメレバ 岡 映里,瀧波 ユカリ KADOKAWA 2017-06-15 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 心が不安定…

2011.3.21石巻の自由の女神。

3月21日。 盛岡を昼前に出発して宮城県石巻市に移り、取材を始めた頃はすでに夕刻だった。震災後はじめての宮城県だった。 病院や役場の取材をしているうちにiPhone3のバッテリーがきれてしまい、わたしは同行していた記者の男性とはぐれてしまった。 日が暮…

731部隊罪証陳列館を見に行った。

日本が中国人の「マルタ」で人体実験を行っていた施設 中国の黒龍江省の省都・ハルビン郊外にある731部隊の跡地に行ってきました。 入場無料です。 2014年に中国が大規模なアーカイブ施設を作っているので、見応えがありました。 ざっと走り書きですが感想を…

或るhistorian/writerから。

歴史家の二上英朗さんのことはこの記事で書いた。 www.okimhome.com 書いたあと読んでもらい、ちょっと事実誤認もあるが、まだ訂正記事をしていないので、申し訳ないと思っていたのだけれど、でも、これはすごく好きな記事だ。 今日、二上さんが、Facebookに…

洗っていない犬の味

わたしは、久留米から博多に向かう夜の高速バスに乗っていた。足もとで、10リットルの水が入ったポリタンクがゴトゴト鳴っていた。その水は、わたしがバスに乗り込むときに、吉田純子の夫がくれたものだ。 吉田純子とは、レズ関係にあった堤美由紀と同僚看護…